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本願寺小樽別院は京都西本願寺の別院です。

TEL. 0134-22-0744

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法話(仏教のお話)NEWS&FAQ

報恩講講師のご法話

                   東海教区 桑名組 聞光寺  大 竹 章 和  師

阿弥陀様という仏様は、私たちのことを誰よりも何よりも大事に思ってくださって心配してくださっています。しかし、私は阿弥陀様に「阿弥陀様どうかこの私のことを心配し大事に想ってください。」と、お願いをさせて頂いた訳ではありません。阿弥陀様は私の姿をご覧になられて心配せずにはおれんとお思いくださったのです。  
この阿弥陀様の御心を改めて味あわせて頂いた出来事がありました。
 私には今九か月になる娘がいます。この娘とその母親。連れ合いでありますけれど、この二人の姿から味あわせてもらいました。今のところ連れ合いは自分のことよりも、まず娘のことを最優先に考えて行動しています。ですから、食事を摂っていても自分の用事をしていても娘が泣けばそっちに行きます。娘が昼寝をしている時は十分おきくらいに様子を見に行きます。ちゃんと寝ているか、変な体勢で寝てないかな。お風呂に入るときや朝起きたときなんかも体を確認します。私はそこまでしなくても良いと思うのです。ですから、その旨伝えたら「そうかもしれないけれど、私たちの大事な子供じゃない。だから、心配なんよ。心配やからこうせずにはおれんのよ。」と言われました。娘はまだ自分の気持ちを言葉で伝えることはできません。だから母親に「私のこと大事にして。心配して。」とは頼んでいないのです。けれども、母親のほうはほっとけないと行動してくれているんです。
 阿弥陀様は私のことを見抜いてくださっているからこそほっておくことはできないと思いくださったのです。それは、この命という事を見抜いてくださったからです。私たちは普段あまり気にも留めていないこの命の行く末という事。死んだらどうなるのか。何処へ行くのか。終りなのか。この事に対して残念ながら私たちの力では答えを見出すことはできません。阿弥陀様はこの命に対して「あなたのその命は死んだら終りの命ではありませんよ。悟りの国。浄土へ生まれて仏となる命なのですよ。必ずこの阿弥陀があなたを仏にします。」とおはたらきくださっているのです。だからこそ、私が死んでからではなくて、今ここで阿弥陀様はご一緒くださっているのです。





輪番年頭法話

                       本願寺小樽別院輪番  芝 原 文 雄  師

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 門信徒の皆様にはお念仏の中に新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は京都の西本願寺において第二十五代専如ご門主の「伝灯奉告法要」が十期八十日間に亘り厳粛かつ盛大にお勤まりになりました。ご法要の円成はみ教えでつながる別院門信徒、国内外すべての皆様のご協力のおかげであります。改めて感謝申し上げます。
 宗門は、来たる二〇二三年(平成三十五)年に親鸞聖人ご誕生八五〇年、翌年には立教開宗八〇〇年という記念すべき年をお迎えします。このたびの伝灯奉告法要を機縁として更なる宗門の未来を切り拓くべく、「宗門総合振興計画」の諸施策が推進されていきます。小職は宗務の基本方針と本計画の各項目を指針として、別院活性化のため寺務の充実に努めてまいりたく存じます。
 さて、過日坊守から友人の闘病生活について話を聞きました。入院検査後に「脳腫瘍」ですという突然の癌宣告、治療中の最中にご主人もカテーテル手術で同じ病院に入院、なぜ家だけがという思いが起り、心が迷いながらも、今は朝起きると今日も目があいて、生きていることが有り難い、いつどうなるかわからない人生、半身不随にならずとも動ける体に感謝、頑張らずゆっくり進みます、と坊守にラインが送信されてきました。「長く生きることの出来る私が死ぬのではなく」、「必ず死すべき私が今生かされている」という「いのちの温もり」に出遇わせて頂いたラインでした。新しい年の始まりを「今日一日こそわが一生」と頂き、お念仏と共に精一杯努めさせて頂きましょう。
                                         合 掌

※法話原稿を誤って掲載しておりました、訂正並びにお詫び申し上げます。





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