恒例法要のご紹介
元旦会1月
年の初めに当たって、今年も阿弥陀如来のご恩を喜びながら、共々に念仏生活の第一歩を力強く踏み出してゆこうと自覚を新たにする法要です。
彼岸会3月・9月
春分の日(3月21日)、秋分の日(9月23日)を中心とした一年で最も気候の良い(北海道ではそうとは限りませんが)1週間に勤められる法要です。
彼岸(彼の岸)を思い日頃の生活を省みるとともに、お浄土に生まれさせていただく身を喜ばせていただき、お寺参りをし、み教えを聴聞させていただく法要です。
降誕会5月
浄土真宗では、親鸞聖人のお誕生をお祝いする法要です。仏教界では、お釈迦さまのお誕生を「降誕」と言うことがあります。読んで字の如く、この世に降りてお誕生くださったというお敬いの気持ちで、尊い親鸞聖人のお誕生をお祝いし、その教えを聴聞させていただく大事な法要です。
5月21日がその日ですが、小樽別院では、当日に近い日曜日に様々な催しと共に、賑々しくお勤めさせていただいております。
盂蘭盆会8月
お盆のことで、孟蘭盆会が正式な呼び方です。一般には8月という認識がありますが、7月にお勤めする所もあります。8月お盆を「旧暦のお盆」「旧盆」.7月お盆を「新暦のお盆」「新盆」などと言います。
そもそもお盆とは、仏説盂蘭盆経(浄土真宗ではつかいません)に出てくるお釈迦さまの十大弟子の一人、目連尊者の故事がおこりと言われています。
報恩講10月
報恩講とは、浄土真宗を開かれた親鸞聖人のご命日法要であるとともに、私たち浄土真宗の門徒が親鸞聖人のご遺徳を偲び、聖人のご恩に感謝申し上げる一年で一番大切な法要です。京都の本山では、1月9日~16日まで「御正忌報恩講」が勤まります。
ここ小樽別院では、毎年10月13日逮夜(午後)法要から、16日の日中(午前)法要にまで勤まり、15日のお昼は、仏教婦人会の皆様による精進弁当(お斎)の無料接待があります。
除夜会12月
大晦日に、今年一年おかげさまでなんとか過ごさせていただきましたと、1年を振り返り、阿弥陀さまの前で共々に感謝申しあげさせていただきながら、新年を迎えさせていただきます。
除夜の鐘
大晦日につかれる梵鐘のことです。世間では108つの煩悩を払うため108つくと言われていますが、浄土真宗では煩悩を断ぜずして涅槃を獲る(不断煩悩得涅槃)の教えですから、108つにこだわりません。どちらかといいますと、正月のお参りにみんなお越しくださいとい う集合鐘(集会鐘)であります。ですから平気で200も300もつく寺院があります。小樽別院も毎年200以上つきます。
儀式のご紹介
帰敬式(おかみそり)
浄土真宗のご門徒さんが、阿弥陀如来・親鸞聖人の御前で浄土真宗の門徒としての自覚をあらたにし、お念仏申す日暮しを送ることを誓う、私たちにとって最も大切な儀式です。
ご門主又はそれに代わる方が、剃髪用のかみそりを頭に3回当て、髪の毛を剃る真似をします。この式を受け、仏弟子となった方にご門主さまより「法名」が授与されます。これによって社会通途の「俗名」と仏教徒、仏弟子としての名前「法名」の二つを持つことになります。
帰敬式は京都のご本山で受けることになります。帰敬式を受式し、共にお念仏を喜ぶ人生を歩みましょう。
仏前結婚式
神社、キリスト教会、ホテルの貸式場、人前など結婚式の場所は様々ですが、人生の節目の儀式は自分の生き方の中心となる考え方(宗教)、頼りにしているお方の前で誓い、報告するのが一番です。仏教徒は仏前結婚式をあげましょう。
小樽別院でも結婚式ができます。お寺の本堂で執り行う結婚式はとても荘厳です。
初参式
子供を授かって初めてお寺にお参りする儀式です。子供を授かった慶びと感謝を阿弥陀さまに報告し、阿弥陀さまを中心とした生活の始まりです。神社に行って初宮参りをされる方も多いですが、仏教徒は、是非お寺で初参式をいたしいましょう。
法座のご案内
常例布教
小樽別院では、毎月7日~11日(前期)・13日~16日(後期)に布教使を招いてご法話(浄土真宗のお話)をいただいております。
- 時間
- 13:30の総永代経法要後
14:00頃~15:30頃まで - 場所
- 基本は浄縁塔仏間です。
※部屋の使用状況により、変更になる場合があります。
布教予定
月 | 日 | 教区 | 組 | 所属寺 | 講師名 |
---|---|---|---|---|---|
2月 |
7〜11 (休座) | 寺 | 師 | ||
13~16(休座) | 寺 | 師 | |||
3月 | 7〜11 (休座) | 寺 | 師 | ||
13~16 | 東海 | 桑名 | 教宗寺 | 藤野 和成 師 | |
4月 | 7~11 (休座) | 寺 | 師 | ||
13~16 | 寺 | 師 | |||
5月 | 7~11 (休座) | 寺 | 師 | ||
13~16 | 寺 | 師 | |||
6月 | 7〜11 | 寺 | 師 | ||
13~16 | 寺 | 師 |
恒例法要布教
常例布教以外で、恒例法要のときにも法座があります。
- 《報恩講》………10月13日~16日
- (令和3年) 講師 九條 孝義 師
- (滋賀教区・甲賀組・報恩寺)
- 《降誕会》………5月21日に近い日曜日
- (令和3年) 講師 菊池 宗城 師(小樽別院輪番)
- 《彼岸会》………春分の日、秋分の日を最終日とする3日間
- <春> (令和3年) 講師 上野 顕至 師 (北海道教区・函館組・誓願寺)
- <秋> (令和3年) 講師 増山 顕佑 師 (北海道教区・胆振組・皇恩寺)
- 《盂蘭盆会》……8月15日~16日
- (令和3年) 講師 師(教区・組・寺)※常例布教出向講師