慶讃法要(きょうさんほうよう)がつとまりました
構想約1年、「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要」が無事つとまりました。
18日(土)午後2時から執り行われた「帰敬式(ききょうしき:おかみそり)」から始まり、19日(日)の慶讃法要・双葉高等学校吹奏楽部の演奏・クロさんのジャグリング・お抹茶の接待・腕輪念珠の製作・お子さま向け遊具(トランポリン・すべり台・巨大迷路・スタンプラリー)・キッチンカー・・・・そして姜 暁艶(ジャン・ショウイェン)さんによる二胡(にこ)の演奏会と見どころマシマシの行事でした。それではいつものごとく、ダイジェストをどうぞ
5月15日、帰敬式と法要のリハーサルを、入念に行いました。 左:帰敬式中に、帰敬文(ききょうもん)を受式者を代表して伊藤淳介さんが拝読されました。 右:法要中に縁儀(えんぎ:法要前に本堂の外縁から列を組んで歩く)を行い、仏花・お供物を運んで堂内にお供えします。
さて、18日 帰敬式
帰敬式は本来、京都のご本山に行かないと受式できませんが、今回は慶讃法要ですので特別にご本山から来ていただき帰敬式を執り行うことが出来ました。(本来なら堂内は真っ暗にして、カメラもダメですが今回はOKが出ました・・・これも特別だからでしょうか?)
そして19日 法要当日
なんと、札幌・帯広・函館の別院とインターネットで中継しました。 司会は、長橋の正行寺のご住職 岩本さんです。 小樽別院の本川輪番(ほんかわりんばん)、緊張されてますねぇ・・・
行事鐘(ぎょうじしょう:〈喚鐘かんしょう〉ともいう)の鐘の音とともに雅楽の演奏
雅楽の音に合わせて、縁儀をしているところです。(正直、わかりにくいです)
今回の縁儀は ①先導(岡﨑副輪番) ②伝供衆(「てんぐしゅう」・「でんぐしゅう」お供えを運ぶ)壮年会代表・婦人会代表・お講の代表 ③列衆(れっしゅう)両余間に分かれて座られる僧侶 ④結衆(けっしゅう)内陣に座られる僧侶 ⑤導師(どうし)本川輪番(ほんかわりんばん) ⑥杉本責任役員/総代・荒田総代 ⑦壮年会会長・婦人会会長・お講の会長 上記の列で本堂の縁側を進んで堂内に入り、引き続き法要がつとまるように着座します。
さて、いよいよ法要です
15ケ寺のお寺さんに来ていただきました。いつもは後志だけのご案内ですが、今年は留萌と宗谷からも来ていただきました。
境内では・・・
午前中からキッチンカーが大集結!今年は忙しくて何も買うことができませんでしたが、来年は絶対食べるゾ!
そしてお待ちかねの双葉高等学校吹奏楽部による演奏
年々レベルが上がっていますねぇ・・・しかも、キュートなところもしっかり押さえています。私も生徒さんたちが生まれるはるか前に中学・高校と吹奏楽部に籍を置いていましたが、比較にならない位いレベルが高いデス。今年は、生徒さんと話ができたのも新鮮でよかったなぁ。
屋内では・・・
トランポリン(奥の方に映ってました)・すべり台・プール?・巨大迷路等など そのお隣では
長岡念珠店さんが指導される、念珠の製作です。皆さん無言で作業をされていました。
一方、午前中の本堂では、クロさんのジャグリングがありました。 お客さん?(参拝されている方)の中からお子さんをゲストに迎え、楽しいひと時を演出していただきました。
また浄縁塔仏間では、お茶サークルの方々による、お抹茶の接待がありました。
福川師範のお点前は、とても素晴らしいです。僧侶職員も、1月の初釜と降誕会にはお抹茶をいただきます。
本堂の廊下には、双葉高校の書道部による作品が展示されました。とてもいい作品ばかりですねぇ・・・。 私も僧侶になるんだったら、ちゃんと書を習っておけばよかったと今頃になって後悔しています。(実家がお寺じゃないもので・・・)
本堂での法要がつとまった後は・・・ 二胡(にこ)の演奏会 奏者は、姜 暁艶(ジャン ショウイェン)さん 二部に分けて、演奏していただきました。
第1部(独奏と双葉高等学校との合同演奏)
第2部(雅楽との合同演奏)
画像のサイズが違うのは、ご門徒の方からも画像を提供していただいたためです。
おやおや?見たことがある人も・・・
左上:(鞨鼓:かっこ) 雅楽の先生 上山先生 右上:(笙 :しょう) 別院職員 村田さん 左下:(龍笛:りゅうてき)別院職員 西村さん 右下:(篳篥:ひちりき) 別院職員 森さん
やっぱり、別院の職員でしたね それにしても、圧巻のパフォーマンスでした
ジャンさんのもう一つの見どころは、なんといってもドレスでしょう。1部は緑、2部は赤 画像では表せない、とても素敵な衣装でしたよ
いつ練習していたんでしょうねぇ、そんな気配は全くなかったのに。 さすが、やるぢゃねえか 別院の職員たち!
一通りの流れで画像を紹介しましたが、これだけでは法要の素晴らしかったことが伝わっていないと思うので、これからも少しづつ画像を増やしていきますね。
・・・とぅ びー ねくすと・・・最終章は まだまだ続く!